夏休み中の万一に備えてけが&トラブルの応急処置

夏休みには、子供たちのけがやトラブルも多くて心配ですね。 今回はアウトドアなどに出かける際にも知っておきたい、基本的な応急処置や対処の仕方をご紹介します。

1.切り傷  出血は3分間押えて止血する。

傷口に泥や異物が入っている場合は、水道水で洗い流します。 傷から出血している場合は傷口に清潔なガーゼなどをあて、しっかりと3分間ほど押えて止血します。 それでも止まらない場合は布や包帯を巻いて圧迫し止血します。その後、消毒して絆創膏などで傷口を保護します。

2.刺し傷  釘を踏んだら必ず病院へ。

釘などが刺さった場合は、釘を抜いて消毒し、絆創膏などで保護します。 破傷風になる場合があるため、傷の大小にかかわらず、必ず医師の診察を受けましょう。

3.やけど  とにかく流水で冷す。

やけどをした場合は、出来るだけ早く流水で冷すことが大切。ヒリヒリとした痛みや熱さがやわらぐまで、10分以上しっかりと冷します。 衣服などは無理に脱がすより、服の上からでも早く冷すことが優先です。 また、重症な場合や顔面のやけどで熱気を吸って鼻毛やまつげが焦げたような場合は、救急車を呼ぶなどして至急病院へ行きましょう。

4.骨折   動かさず、身近なもので固定

けがをしたところが動かなくなったり、青紫色に大きくはれてくるなどしたら骨折の疑いがあると考えます。 このとき、きずや出血があれば、その処置をし、骨折した部分がずれたりしないように固定します。 板などの副え木がなくても、週刊誌や座布団、ダンボールなどをあてて代用してもよいでしょう。 けがの部分よりも広い範囲にあたるように添え、包帯やハンカチで固定したのち、病院へ向かいます。

5.熱中症

熱中症には大きく分けて二つの症状があります。どちらかを見分けて適切な処置をすることが大切です。

6.熱射病、日射病はクールダウン。

顔面が赤く、体温が上昇し、脈拍も速くなるような場合は熱射病、日射病の症状です。 木陰で寝かせスポーツドリンクなどを飲ませるなどしながら、風を送ったり水をかけたりして、体温を下げながら休ませます。

7.熱疲労は足を高くして保温する。

顔面が青白くなり、体が冷たく汗ばみ、体温が下がるなどは熱疲労の症状です。 木陰などで足を高くして寝かせ、スポーツドリンクなどで塩分や水分を補給します。 汗をかいている場合は、タオルでふき取り、上着や毛布などで体を保温します。

8.腹痛   自己判断をさけ、病院へ。

腹痛には、軽いカゼや胃炎などのほか食中毒、腸ねん転など命の危険を伴うものまで様々な原因が考えられます。 症状が激しい場合などは特に、市販薬や水を飲ませたりせずに至急、病院にかかることが大切です。 また、吐くような場合は、食中毒も考えられる為食べ残った食品や嘔吐物を持参すると、原因の究明や治療に役立つことがあります。